仕事の形ばかり考えて、仕事の原点を忘れてた
休職期限まであと1か月。次の働き方を探す前に思い出したこと
働き方を考えすぎて、仕事の原点を忘れていた
休職して、もうすぐ2か月になります。
私は嘱託職員なので、休職できるのは3か月まで。
つまり、残りはもう1か月ほどです。
そろそろ、この先をどうするのか考えなくてはいけません。
職場に戻るのか。
退職するのか。
次の仕事を探すのか。
欠勤扱いでもう少し休んで、自分が何をしたいのか考えるのか。
考えなくてはいけない。
……けど考えれば考えるほど、わからなくなってきました。
もう少し休んでもいいのかもしれない
退職したあとのことも、少しずつ調べています。
私は今、私学共済に加入していますが、加入期間が1年未満なので、退職後に傷病手当金を継続して受け取ることはできません。
一方でメンタルの不調で休職しそのまま退職する場合、失業給付の手続きで離職理由を考慮してもらえる可能性があることを知りました。
もちろん私が該当するのかはまだわかりません。
そこはハローワークに確認する必要があります。
心療内科の先生からは、
「8月から、在宅の仕事なら始めてもいいと思うよ」
と言われています。
休職期間があとわずかしかないこと、ハローワークのことや、今後の働き方について自分なりに考えていることを話したときも、
「そこまで整理できているなら、僕はいいと思うよ」
と言ってもらいました。
だったら急いで次の職場を決めるのではなく、少し在宅で仕事をしながら、自分が何をしたいのか考えてもいいのかもしれない。
職業訓練を受けて、学び直す方法もあるかもしれない。
そんなことを考えるようになりました。
とはいえ、私には自分のことだけを考えていられるほどの余裕はありません。
娘の塾代も必要です。
母の物忘れも気になります。
今月は、母の目の手術も入りました。ケアが必要です。
これ以上ゆっくり自分探しをしている場合でもない感じがする。
現実は、なかなか手ごわいです。
家族のためなら、在宅がいいと思っていた
家族に割ける時間を増やすなら、どんな働き方がいいのか。
パート
時短派遣
在宅の業務委託
今のところ、頭に浮かんでいるのはこのあたりです。
在宅なら、母が家に一人でいる時間を減らせます。
何かあったときにも動きやすい。
通勤時間もない。
娘のことにも、今までより時間を使えるかもしれません。
そう考えると、在宅は今の私に合っているように見えます。
ただ、本当にそうなのかなとも思います。
母は週に3日、家で昼食を食べます。
今までも、家族のお弁当を作るときに母の分を用意していました。
本当は母の年齢に合った、もう少し食べやすいものを用意してあげたいと思っています。
誰にも頼まれていません。
母も、そこまでしてほしいとは言っていません。
それでも私が家にいたら、たぶん先回りして作ります。
ついでに、あれもしておこう。これもしておこう。
気づいたら仕事をしながら家のことまで全部抱えて、勝手に疲れている自分が見えます。
母も私が家で仕事をしていたら、きっと気をつかうでしょう。
お互いのためには、外へ働きに出たほうが楽なのかもしれない。
在宅なら家族に優しくできるのは勘違い?
どうやら単純な話でもなさそうです。
在宅ワークで何ができるのか
ココナラやクラウドワークスも見てみました。
今ある時間を使って、少額でも収入につながる仕事ができないかと思ったからです。
デザインのコンペには、完成度の高い作品がたくさん並んでいました。
AIで作られたように見えるものもあります。
この中で、私が太刀打ちできるのだろうか。
ノンデザイナーの私にはちょっと無理かもしれない。
文章を整理したり、資料を見やすくしたりすることなら、できるかもしれません。
マニュアルを作る。
PowerPointを整える。
文字起こしを確認する。
情報を整理して、順番を作る。
これまで仕事でやってきたことです。
ただ、そういう仕事は単価が低くなる。
だったら、新しいことを学んだほうがいいのか。
何を学ぶのか。
一人で学べるのか。
今の私に、そこまでの力があるのか。
考えれば考えるほど、頭の中に疑問ばかりが増えていきました。
そんなときでした。
「明日、記事を出す」というノート
Margin_Archiveさんから、
「明日の朝、記事を出す」
というノートが飛び込んできました。
Margin_Archiveさんは私が好きな文章を書く人で、私を「ファン1号」と言ってくれた人です。
そして翌朝、公開されたのがこの記事でした。
記事には書き続ける理由を失いかけていた頃、一人の読者に見つけてもらったことが書かれていました。
コメントや応援に支えられ、もう少し歩いてみようと思えたこと。
そして、自分が受け取った温もりを、今度は別の誰かへ渡していきたいということ。
Marginさんは、記事の中でこう書いています。
手の温度には、持ち主がいるわけじゃない。
誰かから誰かへ、受け継がれていくだけなんだ。
私は朝から涙を流しました。
朝4時に一度確認したときにはまだ記事が出ていなかったのに、気づいたら一番乗りも逃していました。※そこはちょっと悔しいです(笑)
アップされた記事を読んで、過去の記事やブログまで読み返していました。
気づけば90分くらい、Marginさんのこれまでの記事の中を泳いでいました。
そしてふと、これまでの自分の仕事を思い出しました。
私が好きだった仕事
ガソリンスタンドで、初めて接客のアルバイトをしたこと。
家庭教師や塾講師として、わからない問題を一緒に考えていたこと。
展示会場で、お客様に製版システムの説明をしていたこと。
どの仕事でも、私は誰かに何かを伝えていました。
困っている人の話を聞く。
わかりにくいことを説明する。
相手に合わせて、伝え方を変える。
そして、伝わったときに、相手の表情が少し変わる。
私は、その瞬間が好きだったのだと思います。
そう。私。
働く時間や場所、雇用形態ばかり考えて忘れてた。
私が仕事を楽しいと思えたのは、誰かに何かを伝えて、その人が受け取ってくれたと感じられたときでした。
困っている人を手伝って、相手の表情が少し変わる。
「わかった」「助かった」と返ってくる。
職種も働く場所も違ったけれど、私は何度もその瞬間に仕事の喜びを感じてきました。
たぶん、これが私の仕事の原点です。
私には温度がないと思っていた
私は、人との距離の取り方があまり得意ではありません。
近づきすぎてしまったのか、離れていった人もいました。
今でもそうです。
オープンなコメント欄に書き込むのが怖い。
私がいいねを押してもいいのか、コメントしてもいいのか、考えすぎてしまう。
DMなら安心して話せるのに、人目がある場所では変に緊張して、かえって余計なことまで書いてしまうことがあります。
だから相手の中へ入り込みすぎないようにしようと、自分の中にラインを引くようになりました。
コミュニケーションを取るのが下手。
相手の気持ちを汲み取れていない。
書けるのは、ビジネス文書やマニュアルばかり。
文章も、機械的にしか組み立てられない。
そんなふうに、自分のことを思っていました。
だから、Marginさんの記事が刺さったのだと思います。
いいねを押すこと。
コメントを書くこと。
あなたの言葉を受け取ったと伝えること。
それだけでも、誰かの手を少し温めることがある。
私は人との関わりそのものが足りなかったというより、自分にも誰かへ温度を渡せるかもしれないと、思えていなかったのかもしれません。
今の職場でも前の研究室でも、人のお手伝いをする仕事はしていました。
けれど自分のしたことが誰かに届いたと実感できる場面は、私には少なかったのだと思います。
今の職場では、向こうの島に人がいてわいわい仕事をしていました。
私は少し離れた場所で一日ほとんど誰とも話さず、自分の業務をこなしていました。
締め切りに追われる。
外注先と連絡を取る。
教授たちの対応をする。
仕事はしていました。
役に立っていなかったわけでもないと思います。
それでも、私のしたことが誰かへ渡ったという感覚があまりありませんでした。
自分の居場所を少しずつ削って、無人島ごと沈んでいったような感じ。
だから、あんなに孤独だったのかな。
Marginさんの記事を読んで、そんなことを考えました。
今の私に、何が渡せるのか
仕事の原点を思い出したからといって、すぐに次の仕事が見つかるわけではありません。
今の私に、誰かへ渡せるものがあるのか。
新しい知識はありません。
何かを教えられるほどの自信もない。
一人で学び直すには、それなりのスタミナが必要です。
今の私に、そこまでできるのか。
だったら、誰かに教えてもらうのか。
誰に?
どこで?
何を?
また疑問が増えます。
それでもこれまでやってきたことを並べてみると、何も持っていないわけではないのかもしれません。
難しいことを、相手に合わせて説明する。
情報を整理する。
初めての人でも動けるように、順番を作る。
困っている人の話を聞いて、一緒に方法を考える。
私はずっとそんなことをしてきました。
ただそれをどこで、誰に、どうやって渡すのかが、まだわからないだけなのかもしれません。
まずは、ハローワークに聞いてみる
では、これからどうするのか。
まだどんな仕事をするのかは決められていません。
在宅なのか。
外で働くのか。
学校事務を探すのか。
業務委託を少しずつ始めるのか。
職業訓練を受けて、学び直すのか。
自分の頭の中だけで考えていても、知らない制度や選択肢は出てきません。
なので月曜日、まずはハローワークに電話してみようと思います。
メンタルの不調で退職した場合の失業給付について。
医師から、8月以降は在宅なら仕事をしてもいいと言われていること。
在宅で少し仕事をしながら、求職活動ができるのか。
職業訓練を受けられる可能性があるのか。
答えを決めてもらうためではありません。
今の私に、どんな働き方が残っているのかを知るためです。
前回の記事を書いたとき、私は「どう働くと、自分が壊れにくいのか」を考えていました。
今も、それは大切です。
ただ今回、もう一つ思い出しました。
私は仕事を通して、誰かに何かを伝えたい。
困っている人を手伝いたい。
自分のしたことが届いて、相手の表情が少し変わるところを見たい。
それが、私の仕事の原点だったのだと思います。
Marginさんの記事が、そのことを思い出させてくれました。
仕事の形は、まだ決まっていません。
それでも、何を大切にして仕事を選びたいのかは、少し見えてきました。
まずは月曜日。
頭の中だけで考えるのを、いったんやめてみます。
現実にどんな道があるのか、聞いてみようと思います。
Marginさんへ
今回、仕事の形ばかり考えていた私に、
自分が仕事の中で何を大切にしてきたのかを思い出させてくれたのが、Marginさんの記事でした
誰かに何かを伝えて、相手に届いたと感じられること
その瞬間が好きだったことを、私はすっかり忘れてました
まだ次にどんな仕事をするのかは決まっていません
それでも、仕事を選ぶときの原点をひとつ取り戻せた気がします
記事を引用していいですか、と聞いたときに快く了承してくれてありがとう
この記事を書くきっかけをくれたことにもありがとう
今度は私も、誰かに温度を渡せる場所を探してみます
2026/07/12 Noa(のあ)




のあさん
働き方って考え始めるといろいろキリがなくなって、何を優先すればいいのかわからなくなっていったりしますよねー💦
こうしてきっかけがあって、一度見つめ直すっていいことだと思います🥹
のあさんにとって良い働き方に出会えたらいいな🫶
記事、読ませていただきました。
ご自身の言葉で、丁寧に表現されてて、すごいなーと思いました😊
私も、身体を壊して会社を辞めた1人です。
のあさんは、秘書検定をお持ちだとか。それだけで、素晴らしいなって思います。うらやましいです👏
私なんて、できないことを箇条書きにしてみたら、
・敬語使えない
・パワポ使えない
・堅苦しい職場ムリ
・電話ムリ
・長い会議参加できない
・みんなでランチ行くのムリ
・5時間以上勤務ムリ
・週3日以上ムリ
果てしなく出てきて、完全に社会不適合者でした笑
長々と失礼しました。
原点回帰、大事ですね。
応援してます📣